1947-11-27 第1回国会 衆議院 厚生委員会 第34号
この點について私どもも何とか打開いたしたいといろいろ努力しておつたのでありますが、大體最近において得ました結論を申し上げますと、年内に炭は標準世帶につきまして一俵、それから薪を五束程度、それから煉豆炭等の加工燃料でございますが、これを一包ばかりというものを配給いたしたい。こういう前提のもとに今全力をあげておる次第でございます。
この點について私どもも何とか打開いたしたいといろいろ努力しておつたのでありますが、大體最近において得ました結論を申し上げますと、年内に炭は標準世帶につきまして一俵、それから薪を五束程度、それから煉豆炭等の加工燃料でございますが、これを一包ばかりというものを配給いたしたい。こういう前提のもとに今全力をあげておる次第でございます。
その山元の滯貨が一應一掃されましても、大消費地及び一般消費地の家庭燃料というものは、十分ではございませんから、これに對しては煉、豆炭等の生産を飛躍的に高める方向をとりまして、その不足分の一部分を補う。さらにまたガスとか電熱とかいうものが利用できる地域におきましては、これらも併せて勘案をいたしまして、冬季間の最低燃料の確保に全力を畫したいというつもりで今實行中でございます。
それから煉豆炭等の割当てにつきましては輸送関係もありまするので、でき得る限り薪炭の移入府縣所在の煉炭工場において重点的に操業をいたすことにして、できるだけそういうような輸送節減の方途を講じながら進んで参りたい。